古楽専門書店「もとっち」とOrlandiana
更新日:7月27日
作曲家ラッススに関する個人誌 Orlandianaの内容や、新刊を記念したブックトークについて詳しくご紹介します。

個人誌Orlandiana 1 について
Orlandiana (オルランディアーナと読みます)は、16世紀後半に活躍したオルランドゥス・ラッスス(1530/32-1594)という作曲家に焦点を絞っている小冊子本です。彼について知っている人も、知らない人も面白く読めるようなエッセイを目指します。
創刊号の目次
・巻頭言 … 2
・ラッススの生涯 … 4 ラッススとは何者なのか ~ 生誕からイタリアに行くまで
・ラッスス関係人物紹介 … 9 ラッススの同僚であり、博物学の始祖クヴィヒェルベルク
・ラッススの録音 … 16 歴史的録音について ①
購入できる場所
古楽専門書店「もとっち」: 渋谷のヒカリエ8階にある渋谷〇〇書店に棚を借りています。
1部 600円(税込) 平日は不定休・現金のみ取り扱いですので来店の際はご注意ください。
イベント
新刊Orlandiana2 のリリースに合わせて以下のブックトークを開催します。貴重な機会をお見逃しなく。
古楽専門書店「もとっち」主催 ブックトーク Vol.3
「16世紀の人気作曲家ラッススを語る」 ①
お話し 斉藤基史 (音楽史研究家・古楽専門書店「もとっち」店主)
演 奏 周防彩子 (ソプラノ) 坂本卓也 (ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
日付: 2026年9月19日(土)
午後6時 開始 (午後5時45分開場・8時終演の予定)
場所: 東京・中野 Space415 (東京都中野区新井2-48−12)
・ お申込み方法など
定 員 : 25名 (要事前予約) 下記よりお申し込みください
参加料: 3,000円 (書籍付参加料 1冊につき+500円)

ブックトーク Vol.3 について
昨年、個人誌Orlandiana(オルランディアーナ)を刊行しました。卒業論文でオルランドゥス・ラッススのミサ曲を研究してから、かれこれ40年ほど彼について調べてきました。16世紀後半には最大の人気を誇り、作品も多く残る上、面白いネタには困らない人なのに世間ではいま一つ知名度がないことを何とかしたいなぁ、と思い続けた結果です。
今年2号を刊行するにあたり演奏付きでラッススについて語る機会を設けました。演奏機会の少ない曲も含めて、16世紀という激動の時代に生きたラッススを巡る旅に、どうか、お付き合いください。
(古楽専門書店「もとっち」店主 斉藤基史)
【演奏について】
今回は周防彩子さんと坂本卓也さんに、ビチニウムを演奏してもらいます。ビチニウム Biciniumはラッススが子供だったころ1540年代に使われはじめた言葉ですが、模倣を伴った2つの声部が対等に扱われる「2声のポリフォニー楽曲」を指します。
【演奏予定曲】ラッスス〈目が見もせず、耳が聞きもせず〉〈慈しみがあなたを動かしますように〉〈狩人たちのミサ〉よりBenedictus ほか
☆新刊「Orlandiana 2」も販売予定。音食紀行さんの出張販売あります!!
出演者プロフィール

斉藤基史 さいとう・もとふみ
埼玉県出身。音楽史家・音楽ライター。成城大学大学院で音楽学を専攻する。専門はオルランドゥス・ラッススの宗教音楽。大学院を満期退学後、地方公共ホールに勤務。オペラやクラシック・コンサートの企画運営に携わる。コンサート、音楽関連イベント企画、CD解説など多数。
(株)フォンス・フローリスのマネージャー。2011年より音楽修辞学勉強会を主宰。2023年から渋谷ヒカリエ8階にある渋谷〇〇書店内で、古楽同人誌など扱う「古楽専門書店もとっち」の棚主となっている。2026年度から立教大学アジア地域研究所・特任研究員。Xアカウント @Mototch64

周防彩子 すおう あやこ
神戸女学院大学大学院音楽研究科修了。オペラ『夢遊病の女』アミーナで関西二期会本公演に初出演・初主演後、『ファウスト』マルグリート他多数出演。2020年にはイタリアにて『リゴレット』ジルダで出演。
2025年、西本智実氏率いる「イルミナートフィル ルネサンス アンサンブル」によるポルトガルでの天正遣欧使節団の足どりを追うコンサートツアーにて歌唱。
大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団など多くの楽団と共演。ヘンデル『メサイア』、ベートーヴェン『第九』などのソリストも務める。

坂本卓也 さかもと たくや
ヴィオラ、バロック・ヴァイオリンを大津睦、J.-Ph.ヴァッサールの各氏に師事。中世音楽理論をルドン絢子氏に、ソルミゼーションを辻康介氏に学ぶ。中世、ルネサンス、バロック、クラシック、ポピュラーと、の幅広い時代・ジャンルにわたって演奏活動を行っている。
2025年、西本智実氏率いる「イルミナートフィル ルネサンス アンサンブル」によるポルトガルでの天正遣欧使節団の足どりを追うコンサートツアーにて、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ奏者を務める。日本中世フィドル協会大阪支部長。

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